大阪市・咲くやこの花館のバックヤードの鉢でナシゴケと混生していた写真のコケ、ホソハリガネゴケ Bryum caespiticium だと思います。(2022.12.19. 撮影)
上の写真は、左が湿った状態で、右が乾いた状態です。 葉は乾くとねじれてきます。
葉は多少茎の上方に集まってつく傾向があるようです。
葉は卵状披針形で、中肋は芒状に長く突出しています。 葉縁は強く反曲しています。
葉先近くでは葉縁の反曲が無く、舷の存在が確認できました(上の写真)。
上は葉身細胞です。
蒴は次第に下垂してきます。 未熟なうちは楕円体のように見えますが、頸部は長く、熟すにしたがって洋ナシ形になってきます。
蒴柄は赤褐色です。
上は蒴糸です。 外蒴歯の中央から先は反り返っています。
◎ ホソハリガネゴケはこちらにも載せています。
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