2024-11-19

リュウキュウシノブゴケ

 

 写真はリュウキュウシノブゴケ Thuidium glaucinoides だと思います。 石灰岩についていました。

 トヤマシノブゴケよりやや小形で、上部の枝は鋭角に出ているように思います。

 上は茎葉です。 時期的なものか、葉縁が枯れている葉が多く、上は茎の先端に近い所についていた茎葉ですので、他の多くの茎葉に比較して小形です。 茎葉の先は長く尖るが、透明尖にはなっていません。
 なお、理由は分かりませんが、葉先近くが欠けている葉も散見されました。

 上は茎葉(3枚)の葉先です。 茎葉の先端の細胞は鈍頭です。

 上は茎葉の葉身細胞で、1個のパピラがあります。

 上は枝葉です。

 上は毛葉です。 毛葉は短い細胞からなり、中央にパピラがあります。 右の毛様には茎の表皮細胞が少しくっついています。

 細い枝には毛葉はほとんどついていません(上の写真)。

(2024.11.4. 滋賀県多賀町)

◎ リュウキュウシノブゴケはこちらにも載せています。

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