ノキシノブにつかまって、じっとしていた蜂、体の模様は前に載せたハバチ科の
キモンハバチ属にも似ているのですが、顔を見ると、かなり様子が異なります。
日本環境動物昆虫学会編の「絵解きで調べる昆虫」の「ハバチ・キバチ類」で科を検索すると、下のようになりました(フローチャートを文章にしているため、本の表記を変えています)。
ハバチ・キバチ類
→ 触角は複眼下縁より上方で生じる
→ 触角第3節が特別発達することはない
→ 触角は通常7~36節で糸状
→ 頭盾は頭部と融合、上唇を覆い隠す
→
ヒラタハバチ科 上の写真で、たしかに上唇が見えていません。
次に属への検索ですが、残念ながら検索に必要な爪などの形態が写真に写っていませんでした。 あちこちのブログに掲載されているヒラタハバチ科の写真の絵合わせでは、
Pamphillius属のような気もするのですが、日本産のこの属だけでも37種が記載されていて、お手上げです。
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