ガガンボ科の幼虫は湿った土中や水中で生活し、植物や腐った植物を餌としているものがほとんどです。 しかし、人の生活の利害に直接関係する種が少ないこともあって、あまりよく分かっていないようです。
棲む環境が異なれば形態も変わるのは当然で、前にコケの隙間に暮らしコケを食べて暮らすシリブトガガンボ亜科の一種の幼虫を載せましたが(こちらなど)、下は水中に棲むガガンボ科の幼虫です。 「堺自然ふれあいの森」で実施されている田圃の生きもの調査でよく見つかります(下は 2018.6.26.の撮影)。
水中に棲むガガンボ科の幼虫の体の末端には1対の円形の呼吸盤があり、その周囲には数対の肉質突起があります。 下は呼吸盤と肉質突起の拡大です。
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