写真はイトヒキフデノホゴケ Isocladiella surcularis でしょう。 枝先付近からたくさんの鞭枝を出しています。
常緑の林の中の、地上高1mほどの幹についていました。
枝葉は長さ 0.7~1.2mm、茎葉は枝葉より細く小さいようです。
枝葉は深く凹んでいます。 乾いてもほとんど姿を変えません。
葉はほぼ全縁で、翼部には着色された多くの翼細胞があります。
深く凹んだ葉は、カバーグラスを被せると、どうしても深いしわができたり、葉縁が折れ曲がってしまったりします。
上は翼部の拡大です。 翼細胞は方形~矩形で、葉身細胞は線形です。
(2019.2.2. 奈良市春日野町)
◎ イトヒキフデノホゴケはこちらにも載せています。
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