糸状藻類に覆われながらも、たくさんの無性芽をつけているチャボホラゴケモドキ
Calypogeia arguta です。
覆っているものが糸状藻類(緑藻)であることを顕微鏡で確認しておきました(上の写真)。 小さな葉を付けたチャボホラゴケモドキの鞭枝状の茎も写っています。
上は葉身細胞です。 葉身細胞は薄壁で、トリゴンは小さく、上の写真の右上で分かるように表面はベルカ状になっています。 油体は各細胞に2~5個、球形~米粒形で、小粒の集合です。
無性芽はみごとなのですが、糸状藻に覆われたためか、チャボホラゴケモドキは弱っていて美しい姿は見られませんでしたし、前にも載せていますので(
こちら)、今回は葉身細胞を載せるに留めます。
(2017.12.6. 堺市南区 鉢ヶ峯公園墓地)
◎
こちらにはチャボホラゴケモドキの蒴の様子を載せています。
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