土崖に生育していた写真のコケ、下に載せる顕微鏡観察の結果はツツバナゴケ Alobiellopsis parvifolia らしく思えたのですが、決め手となる胞子体は無く、図鑑の図とも少し異なるようですし、私の知らない似たコケもあることでしょうし、自信が無く、M氏にお聞きしたところ、やや幼体っぽいツツバナゴケだろうということでした。
1枚目の写真は、上の写真の赤丸で囲んだ中央付近です。
葉は舌形で円頭ですが、少し凹頭の葉も見られます。
上は、ゴミが多くて分かりづらいですが、茎が側面からではなく腹面から分枝している所を撮っています。
上は腹葉で、小さな舌形です。
上は葉身細胞で、細胞は四角で大きく、各細胞には楕円体で微粒の集合した油体が2-3個入っています。
(2018.9.2. 堺自然ふれあいの森)
◎ 花被をつけたツツバナゴケの雌株を
こちらに、その胞子体が生長し蒴が開裂している様子を
こちらに載せています。
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