上はヤノウエノアカゴケ Ceratodon purpureus です。 堺市南区の公園で、2016.3.8.に撮影しました。 前に載せたものは時期が遅く、帽のついているものは無かったのですが、今回は長い帽をつけた蒴もたくさん残っていました。
上は帽のついた蒴(左)と帽の取れた蒴(右)です。 多くの場合、蒴の基部の下側には小さなこぶが見られます。
もっと早い時期には上のようでした(2016.1.24. 堺市中区で撮影)。
上は乾いた時の葉の様子で、巻縮しています。 蒴柄がどこから出ているのかもチェック。
葉は披針形で、葉縁は狭く背方に巻いています。 中肋は葉先に届くか短く突出します。
葉先には小さな歯があります。
葉の翼部の細胞の分化は見られません。 葉身細胞は方形~短い矩形で規則正しく並んでいます。
◎ こちらでは本種の蒴歯の特徴などを見ています。