シュンラン(
Cymbidium goeringii )の花を見ると、春が来たなと感じます。 しかしこの花を咲かせるために、シュンランは、種子からだと5年以上、生育環境によっては10年以上の時間をかけています。
ほとんどのラン科植物は根に菌類を共生させていることが知られていますが、シュンランは種子が発芽しても数年間は地上に姿を見せず、まるで腐生植物のように菌類から栄養素を得て徐々に大きくなっていきます。このような性質は寒冷地への適応と考えられていて、温帯の
Cymbidium属に見られます。
(2016.3.23. 堺自然ふれあいの森)
◎ シュンランの花のつくりなどは
こちらに載せています。
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