京都コケ展で見たアカスジゴケ(
こちら)を自生地で見ることができました(上の写真)。 土の斜面に育っていました。
上はアカスジゴケ
Epipterygium tozeri の葉です。 かなり弱った状態のようで、和名の元になっている中肋の赤い色も薄れてきています。 中肋は葉先から少し距離を置いた位置で終わっています。
上は葉縁の一部を拡大したもので、不明瞭な舷があります。 葉身細胞は狭六角形~狭菱形です。
洋梨形の蒴を正面近くから撮ってみました(上の写真)。 外蒴歯・内蒴歯とも16本です。
(2015.12.9. 京都市 西芳寺川)
◎ 胞子体をつければ配偶体は弱ります。 胞子体の無いアカスジゴケの元気な配偶体の様子は
こちらに載せています。