大阪府の北部にある箕面公園の中を府道23号線が走っています。 この道路の渓流沿いのガードレールについているコケを調べてみました。
コクサリゴケやカビゴケなどは分かったのですが、下の写真のコケは・・・
腹葉は見あたらず、Cololejeunea(ヒメクサリゴケ属)だろうとまでは考えつくのですが、図鑑を見ても分からず、例によってM氏に尋ねたところ、少し不安が残るがヤマトヨウジョウゴケ Cololejeunea japonica だろう、変異が大きいとされているものの1つかと思う、とのことでした。
改めて平凡社の図鑑を見ても、「腹片はポケット状~舌形と変化に富み、・・」と書かれていますが、第2歯も見当たりませんし、この文からはここまで変異が大きいとは私には読み取れませんでした。
上は細胞の様子で、油体は楕円体で、小粒の集合です。
◎ ヤマトヨウジョウゴケはこちらやこちらにも載せています。 またこちらには本種の花被や無性芽などを載せています。
0 件のコメント:
コメントを投稿