2016-12-28

コクサリゴケ


 岩上を覆う写真のコケはコクサリゴケ Lejeunea ulicina でしょう。


 上は腹面から見たもので、ほぼ茎にピントを合わせていますので、腹片は比較的明瞭に写っていますが、腹葉や背葉はポケてしまっています。 背葉は斜め奥に伸びているので、長さは 0.2mmほどあるようです。


 上は腹片にピントを合わせて撮ったものです。 腹片は背片の2/3以上の長さがあり、面積も背片の1/2ほどあります。 また、単細胞で長い第1歯牙があります。


 上は腹葉にピントを合わせています。 腹葉は茎の 1.5倍幅で、先端は1/2までV字型に2裂しています。


 上は背面から見たもので、背片にピントを合わせています。 平凡社の図鑑では「(背片の)基部に眼点細胞が1個ある。」と書かれていますが、上の写真の赤く書き入れたものがそうでしょう。 しかし眼点細胞の見あたらない背片や、下のように眼点細胞が2個ある背片も見られました。


(2016.12.14. 宝塚市最明寺川)

◎ コクサリゴケはこちらにも載せています。

0 件のコメント:

コメントを投稿