ちょうど胞子をばらまきはじめたサヤゴケ
Glyphomitrium humillimum です。 緑色の胞子と赤い蒴歯のコントラストがいいですね。
平凡社の図鑑では、サヤゴケの蒴歯は1列で16本となっています。 しかし上の写真では蒴歯は8本のように見えます。 たぶん横に並んだ2本ずつがぴったりくっついているのでしょう。 上の写真でもよ~く見ると、8本に見える蒴歯のそれぞれの中央に細い線があるように見えます。
上は5月20日に堺市南区茶山台で撮ったものです。 サヤゴケが胞子を出すのは、ちょうどその頃のようで、昨年の6月上旬には空になった蒴が見られました(
こちら)。
(以下、追記)
5月15日には上のような状態で、まだ帽を被っていました(東大阪市の枚岡公園にて撮影)。
これよりもっと若い、まだ蒴が膨らんでいない状態の、12月に撮ったサヤゴケを
こちらに載せています。