写真のコケはミヤマサナダゴケ
Plagiothecium nemorale だろうと思います。 サナダゴケ属も種間の違いがわずかなものが何種類かあって、特に私の場合はミクロメーターをまだ購入しておらず、細胞の大きさが測れないため、不安が残りますが・・・。
和名に「ミヤマ」とありますが、分布は深山に限らず、普通種のようです。
上と下は同じものですが、乾くと上のように縮れます。
葉の長さは 2.5mmほどあります。
葉は卵形で漸尖して鋭頭、中肋は2本で葉の中部に達しています。
葉は、上の写真のように葉先にわずかに歯がありますが、ほぼ全縁です。
葉身細胞は長い六角形~狭菱形です。
(2016.4.24. 池田市 五月山公園)
◎ 蒴をつけたミヤマサナダゴケを
こちらに載せています。