小さな白い花をたくさんつけているのはキヌタソウ Galium kinuta でしょう。 アカネ科の多年草です。 本州~九州に分布します。
葉は4枚が輪生しているように見えますが、じつは対生で、残りの2枚は葉の托葉どうしがくっついたものと理解されています。
葉は3本の葉脈があります。
花期は7~9月で、花冠は4裂、まれに5裂し、オシベは4本です(上の写真)。よく見ると柱頭は2つに分かれています。 果実は2個の分果からなります。
和名は果実の形が砧(きぬた:布を柔らかくするためにたたく道具)に似ているところからと言われていますが、私的には「?」です。
※ 1枚目と3枚目の写真は 2025.8.18.に、2枚目は 2010.7.31.に、いずれも伊吹山での撮影です。
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