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| 山下悟撮影(2026.5.2.)をトリミング |
山下氏が滋賀県大津市で採集されたトガリバヒョウタンゴケ Funaria flavicans を分けていただき、生育状況の分かる写真も送っていただきました。
Funaria(ヒョウタンゴケ属)は、2001年初版の平凡社の図鑑ではヒョウタンゴケとノコギリヒョウタンゴケ(=ヤマトヒョウタンゴケ)しか載せられていませんが、2020年に本種が、2022年にはオニヒョウタンゴケ F. microstoma が日本にも分布することが報告されていて、日本産ヒョウタンゴケ属は4種になっています。なお、本種とオニヒョウタンゴケについては、古い標本では確認されないことなどから、最近日本国内に移入した帰化種である可能性が高いと考えられています。
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| 撮影:山下悟(2026.5.2.) |
葉はヒョウタンゴケより細長いようです。
中肋が葉先から長く突出しています。 なお、オニヒョウタンゴケでは中肋の突出はわずかですし、ヒョウタンゴケの中肋は葉先から突出しませんし、ノコギリヒョウタンゴケの中肋は葉先に届きません。
上は葉身細胞です。
上は葉の断面です。
上は雌苞葉です。蓋が外れる時に離れた口環も紛れて写っています。
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| 山下悟撮影(2026.5.2.)をトリミング |
蒴が洋梨形で傾き著しく非相称で蒴口が斜めにつくのはヒョウタンゴケ属の特徴です。
外蒴歯はねじれ、先端がくっつくのも、ヒョウタンゴケ属の特徴です。
上は蒴歯を蒴の内側から撮った写真です。 外蒴歯の1/4ほどの長さしかない内蒴歯が、外蒴歯の内側に重なるように存在しています。 このような短い内蒴歯が存在するのは、本種とオニヒョウタンゴケに見られる特徴です。
上は外蒴歯の一部です。 オニヒョウタンゴケであれば、上の写真に見られる横線が飛び出るということです。
蒴の頸部にはたくさんの気孔が見られました。
上は蒴から外れた蓋です。
帽には長い嘴があります(上の写真)。
【参考資料】
木口博史・澤田満.2020.Funaria flavicans Michx.(トガリバヒョウタンゴケ,新称)は日本にも産する.蘚苔類研究12(5).
竹内史・山口富美夫.2026.トガリバヒョウタンゴケ(Funaria flavicans)広島でも見つかる.蘚苔類研究13(8).


















































