写真はタカオジャゴケ Conocephalum salebrosum でしょう。 福岡県の古処山で、2025.9.30.に撮影しました。
古処山の標高700m付近から870mの山頂にかけては石灰岩の露頭が多く見られますが、その地帯の斜面には、本種の大きな群落があちこちに見られました。
気室間の溝が浅く、葉状体の表面がのっぺりした印象を受けました。 気室孔はオオジャゴケなどに比較すると、とても小さく感じます。
上は腹面から撮っています。 中肋上に腹鱗片の付属物が並んでいるように見えます。 この部分を拡大すると・・・
円形の付属物のある腹鱗片が2列についています(上の写真)。
上は腹鱗片の付属物です。
上は中肋付近の断面です。 葉緑体を多く持つ細胞は、表皮組織のすぐ下に集中しています。
上は気室孔です。
◎ こちらには本種とオオジャゴケを比較できる写真を載せています。








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