2026-09-01

ムラサキヒシャクゴケ


 写真はムラサキヒシャクゴケ Scapania undulata でしょう。 これまで載せた本種(こちらこちら)はいずれも水中でしたが、今回は湿岩上に育っていたものです。

 葉は接在し、植物体の下部は赤紫色をしています。 上の写真の植物体の長さは3cm足らずですが、よく成長したものでは10cmほどになるようです。

 背片は腹片の1/2~3/4長です。 キールはわずかに弓形に凹み、腹片の約1/2の長さです。

 腹片や背片の葉縁には1細胞からなる歯が散生しています。 上は腹片の歯です。


 葉身細胞はトリゴンが小さく、薄壁~やや厚壁です(上の2枚の写真)。

(2026.7.20. 京都府南丹市美山町 音谷の滝)