葉がクルクル巻いている写真のコケははヒメハイゴケ Calohypnum oldhamii だと思います。
育っていたのは、地表から1mほど離れたコナラの幹です(上の写真)。 ヒメハイゴケは低地ではハイゴケに次いで普通に見られる種で、平凡社の図鑑には「山地のやや湿った岩上、木の根元、地上、腐木上などに生える。」とありますが、木の幹にも生えるようです。
上の2枚は枝葉だったようです。 枝葉翼部の最下端の1細胞は薄膜透明で長楕円形の大きな細胞です(安藤,1995)。 しかしこの細胞は、うまく葉を剥がさないと、茎に残ったり、破損したりして、なかなかきれいに観察できませんでした。
◎ 茎葉の様子などはこちらに載せています。
(2019.1.25. 堺自然ふれあいの森)
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