写真はモミジスジゴケ Riccardia palmata でしょう。 葉状体は小さく、濃緑色で、不規則によく分枝し、掌状に広がっています。 朽木上で育っていました。
このコケは岡山コケの会の観察会で見てもらったのですが、この仲間の同定は私にはとても難しく、特に本種は油体の数や分枝のしかた、葉状体表皮の細胞壁の厚さなど、多型なようで、同定はM氏に頼りました。
なお、M氏によると、ここにはもう1種、コダマテングサゴケ Riccardia kodamae もあったとのことでしたが、私は採集できてなかったようです。
斜め横から見ると、カリプトラがたくさんついていました(上の写真)。
上の2枚は断面です。 葉状体は背面も腹面も凸面状です。 葉状体の翼部は狭く、表皮細胞は内部細胞の1/3~1/2大です。 葉状体表面の細胞壁は特に厚くはなっていません。 油体はまばらに存在していますが、表皮細胞にも内部細胞にも存在します。
油体は褐色で、微粒の集合です(上の写真)。
(2026.4.11. 六甲山)
◎ モミジスジゴケはこちらにも載せています。





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