上はモミジスジゴケ
Riccardia palmata のようです。 葉状体は濃緑色で、少し混じっているハイスギバゴケと比較しても、その小ささが分かります。
上は葉状体の断面です。 表皮細胞と内部細胞の大きさがほぼ同じで、これが本種の特徴の1つです。 なお、平凡社図鑑の本種の説明文には、「横断面で細胞の大きさはほぼ同じ。表皮細胞は内部細胞の1/3-1/2大。」と書かれていて理解するのに悩みましたが、いろいろ調べてみると、どうやら後半はナミガタスジゴケの説明がここに紛れ込んだようです。
1枚目の写真にも写っていますが、上のような球形のものが葉状体とつながっていました。 断面を作ってみました(下の写真)が・・・
よく分かりませんでした。 シュートカリプトラに保護された若い胞子体でしょうか?
(2019.9.15. 北八ヶ岳)
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