上は9月9日に撮ったジョロウグモの雌雄で、大きい方がメスです。 茶色の壁の前に巣を張っていたので、こんな写真になりました。
どこにでもいるクモで、今まで注意を向けてこなかったのですが、改めて見ると、メスの体の模様がずいぶん変化するようだと気づきました。 そこで、過去に撮った写真を引っ張り出して並べてみました。
上は10月30日の撮影、下は10月10日の撮影です。
2枚目と3枚目は日付が逆転していますが、ジョロウグモは成長に伴って(脱皮に伴って)、1枚目→2枚目→3枚目 と模様が変わっていくのだと思います。 こうなると1枚目より前の姿を撮りたくなりますが、来年ですね。
もうひとつはオスの存在です。 3枚目の写真にはオスが2頭いますが、1枚目の写真にもオスがいます。 こんな時期から交接
(注)の機会を狙っているのでしょうか。
(注) クモはオスの触肢に精液を溜め、これをメスの腹部腹面の胸部に近い所にある生殖口( 下の写真の水色の円で囲った部分 )に入れます。 このような行為は交尾と区別して交接と呼ばれています。
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