上のコマユバチを撮ったのは昨年の12月上旬です。 アラカシの葉の裏にいたのですが、撮り始めるとすぐに動きだし、なかなか思う角度から撮らせてくれません。 体長は2.7mmでした。
ほとんど黒一色で特徴も少なく、そのままにしていたのですが、藤江さんに見ていただいたところ、触角の節数、前翅翅脈、後脚基節の長さなどから、サムライコマユバチ亜科( Microgastrinae)のCotesini族には間違いなく、
Cotesia属か
Protapanteles属のいずれかだろうが、両者は前伸腹節を見ないと判別できないとのことでした。
サムライコマユバチ亜科は、形態の種間差が微妙で同定が非常に難しく、分類学的な整備が遅れているグループだということです。
(2014.12.8. 堺市南区鉢ヶ峯寺)
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