写真はスジシノブゴケ Haplocladium strictulum でしょう。 礫の隙間をコンクリートで埋めて作った壁の凹みについていました。 全体が茶色なのは、2月に撮った写真で、寒さの影響でしょう。
茎は這い、やや羽状に枝を出しています。 茎葉の長さは1mm前後です(上の写真)。
茎には毛葉がありました(上の写真)。 毛葉の有無は同定に大切ですが、多い/少ないは、環境などで変化しやすいようで、多少を同定に使うのは慎重さが必要なようです。
上は枝葉です。 同じ属のコメバキヌゴケやノミハニワゴケなどに比較すると、葉の上部があまり長く伸びていません。
細胞の上部または中部にパピラがあります。
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