青森県産のイトヤナギゴケモドキ Platydictya subtilis をいただきました。 Kさんが採集されたもので、作沢川の蛇籠についていたそうです。 
 
 上は乾いた状態、下は湿った状態です。(倍率は同じです。)
 茎は糸状で、不規則に分枝しています。 葉はあまり横に広がらず、茎葉の長さは 0.3~0.4mmです。
 上は茎葉です。 卵形の下部からやや急に長く尖り、ほぼ全縁または目立たない細鈍鋸歯があります。 中肋は、平凡社などでは、短く不明瞭となっていますが、上の場合は不明瞭さはあるものの、中部にまで達しています。
 葉身細胞は長さ 15~20μmでした。
 仮根は平滑です(上の写真)。
 上は茎の横断面です。 中心束はありません。






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