2024-11-16

ジャカランダ

 以下の記事で、花の写真については Part1の140701からの引っ越しです。 

 近頃は日本でも関東地方以南のあちこちでジャカランダ Jacaranda mimosifolia(和名キリモドキ)が植えられて、美しい花を咲かせています。 上は大阪市の長居植物園で2014.6.29.に撮影した写真です。
 ジャカランダは南米の熱帯・亜熱帯地方の原産で約50種が知られています。 ホウオウボク(鳳凰木)、カエンボク(火焔木)と共に世界3大花木とされていて、世界の熱帯、亜熱帯の乾燥地帯を中心に栽培されています。 これらの地域では、日本のソメイヨシノ同様、葉が開く前に花が咲き、木全体が青紫色になるのですが、日本では気候の関係で、残念ながら葉が展開してから花が咲きます。

 ジャカランダは、上の写真の花の形から分かるように、ノウゼンカズラ科に分類されています。 花冠は5裂し、色は青または青紫色、一部に白い種類もあります。 オシベの 他に長い仮オシベがあります。

 上はジャカランダの果実で、2024.11.11.に大阪市の鶴見緑地公園で撮影した写真です。 果実は偏平で卵形または長円形の蒴果で、中には多数の種子が入っています。

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