上はメダカナガカメムシ Chauliops fallax です。 オカモス関西の観察会で、JR道場駅近くのクズの葉の裏にたくさんいました。 体長2~3mmの小さなカメムシで、逃げ回ってピントが合わないので、持ち帰って撮りました。
本種はクズやダイズなどのマメ科植物から吸汁します。 この虫が増えてやっかいもののクズが減少するといいのですが、小さな虫ですので、増えても植物の成長に影響を及ぼすに至らないのでしょうか、ダイズやアズキなどの農業害虫としても、さほど重要視されていないようです。
和名は、上の写真のように複眼が側方へ突出するところからでしょう。 日本産のメダカナガカメムシ科に分類されているのは、このメダカナガカメムシと、クワにつくオオメダカナガカメムシの2種だけです。
下は Part1の 2013.7.1.に載せていた写真で、同日に堺自然ふれあいの森で撮りました。 交尾中で動きが鈍く、撮り易かったようです。
なお、本種の幼虫をこちらに載せています。 上と同じ堺自然ふれあいの森で2013.9.11.に撮影しました。
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