2019-07-11

無性芽をつけたツクシハリガネゴケ


 上はツクシハリガネゴケ Bryum billardieri です。 葉は茎の上部に集まり、傘状についています。
 セメント壁の上で、仮根の隙間に厚く枯葉などを取り込み、こんもりと盛り上がっていました。


 黒っぽい糸状の無性芽を葉腋にたくさんつけているものも、あちこちに見られました(上の写真)。


 側面から見ると、茎の下部にはたくさんの仮根をつけています。


 乾くと葉を閉じます(上の写真)。

(2019.7.8. 和歌山県側の岩湧山麓)

◎ ツクシハリガネゴケの葉や葉身細胞の様子などはこちらに載せています。

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