2026-01-25

ツチノウエノコゴケ

 写真はツチノウエノコゴケ Weissia controversa でしょう。 寒さはまだまだこれからですが、このような姿と色は春を予感させてくれます。

 葉は披針形~線状披針形です。 上の写真では葉の長さは2㎜、茎の長さは 1.5mmですが、平凡社では葉の長さ2~3㎜、茎の長さは5㎜に達するとありますから、少し小形のようです。
 上の写真でも葉先が少し曲がりかけていますが・・・

 乾くと上のように強く卷宿します。

 上は葉先を腹面から撮っています。 中肋は短く突出しています。 葉縁は狭く内曲しています。

 上は葉のほぼ中央を腹面から撮っていて、写真上方が葉先の方向です。 葉身細胞には背腹両面にパピラがあり、写真の中央が中肋ですが、中肋の腹面にもパピラがあります。

 上は葉身細胞です。 各細胞には4~6個のパピラがあります。

 葉の基部近くの細胞にはパピラはありません(上の写真)。 細い中肋です。

 上は葉のほぼ中央の横断面です。 Weissia(コゴケ属)では背腹両面にステライドがあります。

 上は茎の断面です。 中心束があり、薄壁透明の表皮細胞がやや発達しています。

(2026.1.14. 京都府八幡市)

◎ ツチノウエノコゴケはこちらにも載せています。 またこちらでは本種の蒴や蒴歯の様子などを載せています。

0 件のコメント: