2015-12-25

ツチノウエノコゴケ


 石垣の深めの凹みに土がたまり、そこに育ったツチノウエノコゴケ( Weissia controversa )です。 湿っている時は上の写真のように葉は放射状に広がっていますが・・・


 乾くと上の写真のように巻縮します。


 和名に「コゴケ」とあるように、葉は2mmほど、蒴も長い帽を含めても2mmほどの大きさですし、葉の色は明るい緑で蒴柄も黄褐色で、かろやかな印象を受けます。


 葉は披針形~線状披針形で、縁は上部半分ほどが狭く内曲します(写真では色が濃くなっています)。


 上は葉の背面から上部の縁を撮ったものです。 倍率は 40×10ですので、かなり小さな細胞から構成されています。 黄緑色の濃い部分が内曲している部分で、葉の縁は細胞の背面が連なっていることになり、凸凹しているように見えるのは、パピラが存在しているからです。


 上の写真は葉の基部近くを撮ったもので、5枚目の写真と同じ倍率です。 基部近くでは大きな細胞になります。

(2015.12.22. 堺自然ふれあいの森)

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 熟した蒴をつけたツチノウエノコゴケがあったので、下に追加しておきます。
 (撮影 : 2016.7.13. 京都市 西芳寺川)



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