樹幹のコケを調べていると、ダニが這い出してきました。 ジュズダニ科
Damaeidae の一種のようです。 体長は 0.8mmでした。
ジュズダニの名前は、脚の各節の先端が膨らんでいて数珠のように見えることからのようです。 体の後半が妙にややこしく見えるのは、何かを被っているからでしょう。
このような小さな被写体は深度合成したいところですが、動き回られては不可能です。
上は背地を黒くして正面から撮影したものです。耳のような丸いもの(1枚目の写真でもよく分かります)から1本の毛が出ていますが、これらはそれぞれ胴感杯、胴感毛と呼ばれていて、触角の役割をするものと言われています。
(2018.3.23. 堺自然ふれあいの森)
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