日がよく当たり乾燥しがちな場所で生きるカラヤスデゴケ
Frullania muscicola は、赤褐色の場合がほとんどですが、そんな所でも、元気に伸び出している枝につく葉は写真のように緑色をしています。
なお、赤褐色に見えるカラヤスデゴケでも、緑色の色素が無くなっているわけではありません。それより濃い赤褐色の色素により、緑色が隠されてしまっているからでしょう。 顕微鏡で組織を観察すると、拡大されることによって色が薄くなり、緑色も認識できるようになることがよくあります(例えば
こちら)。
(2019.6.19. 堺自然ふれあいの森)
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