木の根元に、フトリュウビゴケ、ヒロハツヤゴケなと、いろいろなコケが混ざった群落があり、その中にカモジゴケ
Dicranum scoparium もありました。
カモジゴケは前にも載せていますが(
こちら)、あまり細かい所をチェックしておらず、再度載せておきます。
乾いた状態では、葉は茎の片側に偏ります。
葉は狭披針形で、葉身上部の縁には歯があります。
上は葉の上部です。 中肋は葉先に届いています。 葉先が中肋のみになることはありません。 上の写真でも葉先は2つ折れになりかけていますが・・・
上は別の葉で、2つ折れになっていて、左上が葉縁、右下が中肋です。中肋にも歯があり、よく見ると、中肋の歯は数列になっているようです。
翼細胞は褐色で、少し大形です。
葉身細胞の細胞壁にはくびれが見られます(上の写真)。
(2019.5.26. 京都府 芦生研究林)
0 件のコメント:
コメントを投稿