2019-06-29

ヤマトケビラゴケ


 樹幹に、花被をたくさんつけたヤマトケビラゴケ Radula japonica がありました。


 花被に保護されている胞子体を反射光で撮ろうとしたのですが、花被をピンセットで破るには小さすぎました。しかたなく透過光で(=顕微鏡で)撮ってみたのですが、上のように、胞子体はシルエットしか分かりません。 しかしヤマトケビラゴケの花被はヘラ形であることは分かります。
◎ 上のような胞子体が生長し、胞子を飛散させて蒴が裂けた本種の様子をこちらに載せいてます。

 背片は重なっていて、全縁で円形、腹片は方形で、背片のほぼ 1/2の長さです。 キールは直線状です。


 腹片の基部は茎をわずかに覆っています。 ケビラゴケ科には腹葉はありません。


 上は葉身細胞で、ケビラゴケ科の多くは各細胞に大きな1個の油体を持っています。 トリゴンはほとんどありません。

(2019.6.12. 神戸市北区 道場)

◎ ヤマトケビラゴケはこちらにも載せています。

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