写真はアオギヌゴケ Brachythecium populeum だと思います。 岩上を這っていました。
上は湿らせた状態で、乾くと葉は茎や枝に寄ってきます。 茎葉も枝葉も長さは1.5~2mmです。
上は茎葉です。 縦じわはほとんどありません。 中肋は葉先近くに達しています。 なお、枝葉の様子はこちらやこちらに載せています。
葉先は細くなっていますが、毛状とは言えないでしょう(上の写真)。
上は葉の基部です。 翼細胞はやや分化しています。
葉身細胞は他のアオギヌゴケ属に比べてやや幅広くて短く、長さは 30~50μmです(上の写真)。
蒴は卵形で蓋には嘴があり、蒴柄は赤褐色です(上の写真)。 蒴柄の上部を上よりもう少し拡大すると・・・
蒴柄の上部にはパピラがあります(上の写真)。
(2021.11.29. 東京都 御岳山ロックガーデン)
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