石の標柱の基部に若い胞子体をたくさんつけたコケ、一部は標柱に這い上っています。 少し持ち帰って調べたところ、アオギヌゴケ Brachythecium populeum のようでした。
茎は這い、不規則に密に分枝しています。 茎葉の長さは 1.5mmほどです。
上は茎葉(左)と枝葉(右)です。 縦じわはほとんどありません。
上は枝葉の葉先で、中肋は葉の先端に届いています。 平凡社の図鑑のアオギヌゴケ属の検索表は枝葉の中肋が葉先または葉先近くに達しているか否かから始まります。
上は茎葉の基部です。
上は葉身細胞で、長さ 35~60μm、幅は5μm前後です。
蒴柄の上部にはパピラがあります(上の写真)。
(2021.1.5. 箕面公園)
◎ こちらやこちらには成熟した蒴を持ったアオギヌゴケを載せています。
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