2022-12-14

オンタケクサリゴケ

 写真はオンタケクサリゴケ Cheilolejeunea khasiana でしょう。 わずかな量がナメリチョウチンゴケにくっついていました。 本来の大きさより、かなり小さいようです。
 上の写真は腹面を撮っています。 腹片の下から仮根が束になって出ています。

 上は腹片にピントを合わせています。 背片は卵形、腹片は先端が切頭で、歯牙は不明瞭です。
 下は同じ所を撮っていますが、ピントの合う位置を変えています。

 腹葉は円形に近く、2/5まで2裂しています(上の写真)。


 上の2枚は葉身細胞です。 葉身細胞は薄壁で、トリゴンは小さく、ブドウ房状の大きな油体が少数あります。

 (2022.12.9. 滋賀県 金勝寺)

◎ オンタケクサリゴケはこちらにも載せています。

0 件のコメント: