ガードレールに張り付いたカギヤスデゴケ Frullania hamatiloba が花被をつけていました(上の写真)。 植物体に光沢はありません。
上の2枚は、1枚目が背面から、2枚目が腹面から撮った写真です。 本種の花被は3稜で、表面にいぼ状の突起があります。
上は腹面から撮っています。 腹片はヘルメット状で嘴があります。 腹片は大きく、幅は背片の1/4~1/2です。
腹片の先は嘴状になっています(上の写真)。
腹葉は幅が茎径の2~3倍で、先端は深く切れ込み、側縁はほぼ全縁です(上の写真)。
上は背片です。 背縁基部は耳状突起となっています。
上は背片の細胞で、細胞壁はやや波状に肥厚しています。
(2024.11.22. 京都市 貴船)
◎ カギヤスデゴケはこちらやこちらにも載せています。
0 件のコメント:
コメントを投稿