写真はシソクサ Limnophila chinensis subsp. aromatica です。 10月18日に実施された堺植物同好会の観察会で、和泉市で撮りました。
本種は本州〜沖縄の水田や湿地に生える小さな1年草ですが、湿地の埋め立てや田の管理形態の変化などにより数を減らし、各地で絶滅危惧種となっていて、大阪府でも絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。
和名は葉をもむとシソの香りがすることからですが、シソ科ではなく、オオバコ科に分類されています。 葉は長さ1~3㎝の長楕円形で、対生(または3個輪生)、縁に鋸歯があり、葉裏に緑色の腺点があります。
上は花です。 花期は9〜10月で、ほぼ終わっていましたが、1輪だけ残っていました。 花冠は2唇形で、上唇は全縁又は2裂、下唇は3裂しています。 オシベは上唇の内側に張り付いていて上の写真では見えていませんが、長い2本と短い2本の計4本です。
上は蒴果です。 蒴果はガクに包まれていて、中に多数の小さな種子を作ります。



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