ツヤヤドリタマバチ科の一種(上) と ナガコバチ科 Neanastaus albitarsis (下) |
私がこの蜂を見たのはこれで2回目( 前回はピンボケの写真を1枚撮れただけ )ですが、特に希少種というわけでもないようで、おちゃたてむしさん、BABAさん、そらさんのところなどにも載せられています。
1枚目の写真では、翅で光が反射して腹部が見えないため、少し光の角度を変えて撮ったのが上の写真です。
前にナガコバチ科の蜂を載せた時にも書きましたが、ナガコバチ科は中脚でジャンプするという特徴があり、長い中脚を持ち、基節を前方に曲げることができます。 中脚のけづめも長大です。 また、中脚を動かす筋肉のある中胸が発達し、中胸背板も中胸側板も大きな面積を占めていて、これが「ナガコバチ」の長い理由でしょう。 また中胸が発達しているために、前脚と中脚との距離も大きく開いています。
そらさんはこの蜂の顔を「温州みかん顔」と呼ばれていますが、なるほど言われてみれば、そのように見えますね。
そらさんからコメントをいただき、「温州みかん顔」の命名者はBABAさんだったようです。 BABAさん、ごめんなさい。
(2015.1.21. 堺市南区 槙塚公園)
2 件のコメント:
こんばんは、
私のところでも毎年見られるコバチではありませんが、なぜか今年は豊作のようでこの冬に入ってから何度となく見ています。色がキレイなので、何度でも見つけるとつい撮ってしまいます(^^)。
「温州みかん」と最初に表現したのはBABAさんで、その喩えを私も非常に気に入ってブログでも使っているのでした。
こんばんは
小さな虫は年による増減が激しいですね。
たぶん小さくて飛翔力(=拡散力)の小さい虫たちは、寄生もされず食べられずに成虫になる確率が高かった卵塊の近くでは個体数が多くなるのでしょうが、そういうケースが少ないということなのでしょうね。
「温州みかん」の命名者はBABAさんでしたか。さっそく訂正しておきます。
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