上は大阪の花博跡地で撮ったツルソバ
Persicaria chinensis です。 保育社の図鑑などではツルソバの分布は亜熱帯や暖帯南部で、本州での自生地は伊豆七島と和歌山県となっていますので、心配になって植物の専門家に確認したところ、移植や栽培されたものが逃げ出したなどで、多くはないがあちこちで見られるとのことです。
上の写真では混んでいるところを撮ったので、茎がつる状に横に這っていることが分かりませんが、這った茎が斜めに立ち上がっています。 葉は卵形~卵状長楕円形で、先は急に細くなって尖り、基部は切形です。 白い花は枝先に集まってついています。
花柄にはかたい短毛が見られます(上の写真の赤い円内が比較的よく分かります)。
花後は花被が肥厚して液質になり、暗黒紫色になって黒色の痩果を包みますが、11月19日の撮影時には白い花ばかりでした。
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