2016-11-16

ジンガサゴケの雄器托

 ジンガサゴケ Reboulia hemisphaerica subsp. orientalis の2月~4月の雌器托の変化を前に載せましたが(こちら)、今回は雌器托に先行して見られる雄器托の変化です。


 上の写真の①は若い雄器托でしょう。 若い雄器托はこのように鱗片ですっかり覆われているようです。 ②では雄器托が大きくなり、鱗片を押し広げて姿を見せ始めています。 ③になると鱗片は雄器托の周囲にへばりついたようになっています。 精子を出し終えると、次第に④のように褐色になっていくのでしょうか。

(2016.11.11. 京都府立植物園)