写真はチシオタケ Mycena haematopus でしょう。 朽木に生えていました。 傘の縁にはフリンジと呼ばれる鋸歯状のつくりが見られます。 柄は傘より濃い赤い色をしているのですが、その表面は細かい綿毛状の繊維に覆われています。
本種の大きな特徴は、若いきのこでは傷口から赤色をした液が内部から染み出てくることでしょう。 和名もここから来ていますし、種小名も、「hemato」は「血液」を意味するギリシャ語です。 上の写真の黄色の矢印の所でも“出血”しています。
ひだは柄に対して直生します。 最初は白色ですが、時間経過とともに傘に似た色になってきます。
(2023.9.23. 箕面公園)
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