2023-09-14

タカユヤスデゴケ

 

 写真はタカユヤスデゴケ Frullania oakesiana でしょう。 阿寒湖畔の樹幹についていました(2023.9.8.撮影)。 分布は平凡社では北海道~四国の亜高山帯以上となっています。 和名は山形県白布高湯に由来しているようです。
 背片の脱落しやすい傾向は無さそうです。 鞭状の枝はありません。


 腹片はほぼ左右対称、長さと幅がほぼ同じで、背片の幅の1/2~1/3です。 腹葉は離在し、先端は明瞭に2裂、幅は茎の 1.5~2倍あります。

 腹片の口は横に輪切り状で、口部は狭くならず、嘴はありません。 スチルスは針状で、基部は1(~2)細胞幅、長さは約3細胞です。

 背片は広卵形で全縁です(上の写真)。 背縁基部はあまり膨らんでいません。

 上は背片の葉身細胞です。

 腹葉は倒楔型で、1/3~1/4まで2裂し、裂片の縁の上部に2~3個の鈍歯があるか波状で、基部は膨らんでいません(上の写真)。

こちらには花被をつけたタカユヤスデゴケを載せています。


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