上はシマヤバネゴケ Cephalozia hamatiloba にいろいろなコケが混じった湿岩上の群落です。
従来 Cephalozia(ヤバネゴケ属)とされていたものの多くは Fuscocephaloziopsis(マルバヤバネゴケ属)に移され、日本で確認されているヤバネゴケ属は、オタルヤバネゴケ、ヤバネゴケ、シマヤバネゴケの3種のみになっています(古木・内田,2025)。 2つの属で異なる特徴の1つとして、左右の葉の背縁基部の間の2つの表皮細胞の列の有無があり、ヤバネゴケ属には、下に書くようにこの列がありません。 これで、迷うことの多かったこの仲間の同定も、少し楽になりました。
オタルヤバネゴケに比べると大形で、茎の径は3㎜ほどあります。
上は背面から撮っています。 上に書いたように、左右の葉の背縁基部の間に2列の表皮細胞はありません。
(2026.7.20. 京都府南丹市美山町 音谷の滝)
◎ こちらには本種の胞子体を中心に、こちらには葉や葉身細胞などを載せています。



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