写真はヒカゲノカズラ科のミズスギ
Lycopodiella cernuum でしょう。 属名はヤチスギラン属にしておきましたが、ヒカゲノカズラ属(
Licopodium )やミズスギ属(
Palhinhaea )とされる場合もあります。
湿地に育ち、ヒカゲノカズラに似ていますが、匍匐茎と直立茎からなり、直立茎の小枝の先端に下を向いてつく胞子嚢穂には柄がありません。
ミズスギは熱帯・亜熱帯に広く分布するシダで、本州でも北に行くほど直立茎の高さは低くなります。 写真のミズスギの直立茎の高さは、まだ若いこともあって10cmほどですが、熱帯域では直立茎の背丈が2m近くに達するともあるようです。
上は胞子嚢穂を拡大したものです。
(2016.2.9. 堺自然ふれあいの森)
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