写真はヨーロッパトウネン(ニシトウネン)
Calidris minuta (通称“ヨロネン”)でしょう。
ヨーロッパトウネンはスカンジナビア半島からシベリアにかけての北極圏で繁殖し、冬はヨーロッパ南部の地中海沿岸、アフリカ中南部、西南アジアの海岸部で越冬します。 日本では数少ない旅鳥または冬鳥で、渡りの時はトウネンの群に混じることが多くあるようですが、越冬する傾向はトウネンより強いようです。
トウネンとよく似ていますが、比較すると胴体が短く、脚が長いということですが、慣れないと見分けるのは難しそうです。 また、姿勢にもよりますが、初列風切が尾羽を越えることが多いのもトウネンとの区別点になります。
下は同じ池にいたハマシギです。 写真を比較すると違いが分かりますが、カメラの小さなファインダー内では間違いそうになりました。
(2016.2.3. 岸和田市 久米田池)
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