渓流の水面近くの岸壁に育っていたランヨウハリガネゴケ
Bryum cyclophyllum です。 和名を漢字で表すと「卵葉針金蘚」でしょう。 また学名も、属名はラテン語の「コケ」ですし、種小名は「円い葉」ですから、「円い葉のコケ」ということになります。
葉は卵形~卵円形で中央が凹み、長さは 1.5~2cm。 仮根は茎の下部にのみ見られます。
中肋は葉先のやや下で終わっています。 葉縁には線形の細胞でできた不明瞭な舷があります。
上は葉先付近です。
上は葉身細胞で、細胞の長さは 45~60μmほどです。
(2019.12.28. 岡山県井原市)
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