写真はウツクシハネゴケ
Plagiochila pulcherrima です。 枝を広げた姿は優美で、学名の種小名も「最も美しい」という意味です。 分布は高知県と南九州以南とされています。
一次茎は丈夫で、基物上を這い、そこから一定の間隔を開けて二次茎が立ち上がります。 下は上と同じものですが・・・
乾くと丸まってしまいます。
長い茎葉は 2.5mmほどあります。 茎や枝は多くの毛で覆われています。
上は腹面から撮っています。 少し乾燥しかけていて葉が巻きはじめています。 葉は倒卵形で、葉縁には数個の歯が見られます。 葉の背縁基部は長く茎に流れます(上の写真の赤い円)。 腹葉は小さく、毛に紛れて分かりにくくなっています(上の黄色い円などが比較的分かり易い)。
上は腹葉です。
上は葉身細胞です。
油体は小粒の集合です(上の写真)。
(2020.3.2. 屋久島)
0 件のコメント:
コメントを投稿