上はエゾキヌタゴケ Homomallium connexum でしょう。 コンクリートの上に育っていました。
少し離れた所には、帽の取れた蒴がありました(上の写真)。 透明感のある蓋の美しさに惹かれて撮ったのですが、撮った写真を見て頸部の不思議な色にも気がつきました。
上は茎葉です。 葉先は急に細くなっています。 翼部はやや暗くなっています。
翼部には小形で方形の細胞がたくさんあり、葉縁沿いではかなり上まで続いています。
葉身細胞は線状六角形~線状楕円形です。
(2024.4.12. 京都 嵐山)
◎ エゾキヌタゴケはこちらにも載せています。 また、こちらには胞子散布を始めた時期の蒴を、こちらには蒴歯の様子を載せています。
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